uselessのこだわり69
最近では、資金を調達する方法の一つとして
クラウドファンディングが注目されている。
簡単に説明すると、起案者や団体がネット上で
「プロジェクト」を立ち上げ「支援者」を募って出資してもらい、対価として支援者へリターンを渡すという仕組みだ。
クラウドファンディングの中にも
色んな形があるが大枠はこういった形式だ。
すぐに資金を調達できるクラウドファンディングだが、私たちuselessがこのような形の資金調達を選ばなかったのには、理由がある。
それは、「クラウドファンディングでは、応援される商品が伸びるが、その先に行くことが難しいからだ。
商品には
・初期がいいねと言われる段階、
・次が応援される段階、
・最後が愛される段階。
このように3つのフェーズがある。
クラウドファンディングでは
資金を集める代わりにリターンを用意する。
つまり、支援者は、リターンと応援したい気持ちが
セットになって始めて出資する形になる。
ただ、このクラウドファンディングで大きな出資を受けた多くの商品は、この応援されるフェーズから伸びることが難しく、愛されるフェーズにいけないケースが多い。
私たちは、このuselessというブランドを
長い時間がかかっても
愛されるブランドにしたいと強く思っている。
この愛されるブランドを創りたいという想いから
私たちはクラウドファンディングを選ばなかった。
この選択が間違っているのか正解なのかは
今は分からない。
実際は、資金があることに越したことはない。
だけど、信念を曲げた施策はしない。
こういった所にこそ
uselessの美学を持って意思決定していく。